配車指南書10

 

 

配車指南書10「実践的な読書」

この配車指南書シリーズは世で働く取扱業の配車マンたちへ送るメッセージです。

新人配車マン、自信を無くしている配車マン、など行き詰った配車係の悩みが少しでも解決できればと思い綴ります。

20年の配車人生の中で経験した失敗と、そこから学んだことを伝えることで、少しでも前向きになって働けるようになってくれたら幸いです。

 

 

書籍の読み方

今回のテーマは配車係の業務に限らず、得た考えや知識を仕事に取り入れていこうとする姿勢についてのお話になります。

私はイナバ商運株式会社を始めて、経営者となってありとあらゆる書籍を読みました。

そして News picks のような今の自分に取り入れることができる「考え方」が溢れている場所に積極的に訪れ、実行に移しています。

私の実行は常にスピード感を大切にしているので、当社で働いているスタッフにしてみれば急にコロコロと言うことが変わるように感じるかも知れません。

しかし、明日はどうなっているか分からないような急変していく時代の中で、悠長に構えていることが経営者の役割ではないと考え、他からの評価そっちのけで実行を大切にしています。

起業して今年が四期目になりましたが、イナバ商運株式会社を創業して間もないころの私の読書は知識をため込むという目的のものでした。

あるとき、成果を出されているたくさんの方の著書に、共通して「とにかく実行していく」という考えがあることに気付き、読書はただ黙って知識をためこんでいても何にもなっていないということを知りました。

そして私が読書してためこんでいたと思っていた知識なんて、実は何一つ残ってなどなく、本を読んだという自己満足だけが残っていたのでした。

「知識をためて、いずれはこれを」と思っている内に内容を忘れ、何も行動を起こしてこなかった私には何も残るはずはありません。

このことを知ってから、私は読書も行動と共にすべきであると考えるようになりました。

それからもたくさんの本を読んできましたが、「これは使える」という考えに出会った瞬間メモを取り、次の日の仕事で即実践していくスタイルに変えました。

一番迷惑なのはウチのスタッフでしょう。

朝来たら、急に社長の方針が変わっているのだから。

当然、そうやって読んだ本に感化されたり、これは使えると思う方法を実行したりして、上手くいくことばかりではありません。

読んだ本の内容の解釈の仕方次第で失敗することもありますし、そもそも知った方法やテクニックが自分たちの状況に合わないものだってあるからです。

しかし、失敗することで正しい解釈に気付くことができますし、何が原因でうまくいかなかったのかも知ることができます。

何より実行したという体験が経験としてわが身に染みつくので、ただ読んでいてもできない「自分の能力の一部に加える」ということが効率よくできます。

失敗することを心配している暇があるなら行動なのです。

以前も行動することについて述べましたが、読書でもこれ、同じことなのですね。

 

 

書籍の内容

経営に関する本、自己啓発本、投資家の本、心理戦略、等々たくさんのテーマの本を読んできましたが、実践しながら読むことをはじめて、あるとき気が付きました。

著者にもよるので一概には言えませんが、山ほどある書籍に多く共通しているのは、自分が必要としている情報は二割から三割ほどしかないのです。

私はタイトルやさわりの部分、電子書籍であれば説明やレビューなどを参考に読む本を決めていくのですが、案外誰でもそうなのかもしれませんが、今の自分の不安を自分が納得する形で解消してくれそうな書籍やその考え方に納得できる書籍を選ぶ傾向があります。

つまり、知らず知らずの内に自分の思考法や考え方の答え合わせをしようとしているのです。

しかし、書籍を読み進めていくと、その中には初めて出会う考え方やその時点での自分の考え方を真っ向から否定してくるような文脈に出会います。

私にとって本当に必要としている情報とはまさにそれであり、これまで見聞きしたことのない考え方に出会うことこそが実践に値する情報なのです。

そして、答え合わせ(大衆的にウケの良い部分?)のパートと著者の宣伝と思われるパートは少し早めに読み飛ばしていきます。

あくまでも私の主観なので皆さんも同じように読書したほうが良いというわけではありません。

 

 

新しい時代

もうずいぶんと前からこういう時代になっていて、何を今更「新しい時代」なのだろうか、と自分でも思います。

私がこのことに気づいてからまだ1年ちょっとしか経っていないから「新しい時代」としていますが、早い人たちは10年以上前からやっているのだと思います。

ちょっともったいつけましたが、何が「新しい時代」なのかというと実践できる情報をゲットする方法のことです。

これまでは書籍に頼ることが多かったのですが、「常識を疑う」という考えが流行り、情報の取捨選択が必要となった時代に、自分が好きな著者の書籍が出るのを待っているだけではなく、その情報の出どころへ出向くことが可能な世の中になっていること知らずに生きていることに、間抜けなことに近年気付きました。

今回の指南書冒頭にも書きましたが、 News picks のようなニュースアプリです。

ここへ行けば、書籍を一冊読んで見つけなければならない二割から三割の内容にすぐにアクセスすることもできるし、実践したくなる思考があふれています。

前時代には相当なお金を出さなければ成果を残した方のノウハウに近づくことができませんでした。

読書して、宣伝を見て、コンサルを受けるか情報商材を買うかして、費用をかけて役に立つか立たないか分からないノウハウを手に入れていました。

しかし、インターネットとSNSなどの進化が、手軽に成功者のノウハウに近づくことを可能にしました。

この「新しい時代」に目の前に転がっている宝のような情報を見て、曇りガラスでそれを見る能力でしかないようでは不甲斐ないではないですか。

だからこそ実践的な読書です。

私のように書籍の二割から三割を探しても良いでしょう。

とにかく実践してみてそこに書かれた情報やノウハウを自分のものにしてしまうのです。

そうすれば、次に同じ情報を見ても見え方が変わります。

変われば、少しだけ進化します。

これを繰り返すことが今回のテーマ、実践的な読書なのです。

 

 

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