配車指南書8

 

 

配車指南書8「アウトプット」

この配車指南書シリーズは世で働く取扱業の配車マンたちへ送るメッセージです。

新人配車マン、自信を無くしている配車マン、など行き詰った配車係の悩みが少しでも解決できればと思い綴ります。

20年の配車人生の中で経験した失敗と、そこから学んだことを伝えることで、少しでも前向きになって働けるようになってくれたら幸いです。

 

 

行動を起こすパワー

私は特別能力が高いわけでもなく、博識なわけでもありません。

ですので、このサイトのコンテンツである配車指南書シリーズの更新が不定期となってしまいます。

思いつくネタに苦しむからですね(笑)

だけど、ふと思いついたときにはこうやって連日のように更新することがあります。

この様からお分かりいただけるように私は凡夫です。

そんな凡夫の私が、人様へ向けて配車指南書というコンテンツを発信しているのも、イナバ商運株式会社の経営をしているのも、きっかけは今回のテーマとなるアウトプットなのではないでしょうか。

「アウトプット」というと、一時期からよくこのテーマをあつかう書籍をよく見るようになりました。

そこで扱われる「アウトプット」という言葉にはインプットの対義語に加えて「行動を起こす」という意味をもたせてあります。

つまり、知識をつめこむばかりの「インプット」だけではなく行動(アウトプット)しなさい、というような自己啓発がテーマとなっているわけです。

以前、私も一冊、感嘆しながら読みましたが、なんにせよ「行動する」ということは本当に大切だと感じました。

以前の配車指南書でも、何度も「行動」というキーワードを扱いました。

先ずは行動を起こすことで、次にやらなければならないことも見つかり、本当に必要なインプットが何かも分かります。

この行動力について、私も最近でこそよく「行動力がありますね」と言われるようになりましたが、以前は石橋を叩いて叩いて壊しかねないような人間でした。

20年前、配車の仕事に就いたころの私がまさにそういうつまらない人間で、自信はイマイチ無く、石橋を叩く毎日を送っていました。

それから時間はかかりましたが、転機が少しずつ訪れたことで変わることができたのです。

まず、最初の転機は鳥取に帰って、一度運送の仕事から離れていたとき。

なれない物販営業、上司がいるからいなければならないという無駄なサービス残業時間、などウンザリな毎日を過ごしている中で最初に勤めた会社の同僚Kから電話がきます。

「その力、もったいないからこっち(運送業界)へ戻ってきなよ」

私の力を信じてくれている人間の誘いだったので、現状を維持しようとする私の腰を浮かすには十分でした。

しかし、そうは言っても取扱いの配車係を雇ってくれる運送会社が鳥取にあるとは思えません。

何もせず「運送業界がやっぱりいいよな~」と呟く日々。

それを変えたのは妻の言葉です。

以前いた会社で親しくしていた取引先担当者を頼ってみろと言うのです。

自信のない私が、「出来ない言い訳」ばかり探して、行動しないでいると妻は軽く言います。

「できると思うよ、やってみたら。」

普通妻の立場なら、収入がある現状を維持してほしい一念から「やめろ」と言ってもおかしくない状況で、軽くかけてもらえた一言で重かった足取りが一気に軽くなりました。

結果として私は運送業界に戻ることが出来ました。

そして次の転機は子どものサッカークラブの創設のとき。

同じように素人の私が、クラブのない学校の子どもたちにサッカーをさせてやりたいと悩んでいたときも同じです。

「できると思うよ、やってみたら」

という妻の言葉に背中を押され、創部に踏み切りました。

そしてそのときの行動はできっこないと決めつけていた私の新たな能力を引き出しました。

それからもずっと私はこの

「やってみたら」

の言葉に背中を押し続けてもらいました。

PTA連合会の会長を請けたときも、会社を設立したときも。

いつからか私は簡単に行動を起こせるようになっていきました。

今、失敗を恐れずアウトプットを続けられる「行動力がありますね」と言われる私は、私だけでつくりあげることができた人間像ではありません。

背中を押しながら隣を歩んでくれた人がいたからこそです。

 

 

アウトプットによる失敗を恐れない

アウトプットというか、行動は起こし続けることで必ず良い方向へ進んでいきます。

行動しなければ成功も失敗もしません。

成功すればなお良しですが、失敗しても次の行動に活きるデータが手に入ります。

起こすのが小さな行動であれば小さなパワーで済みます。

取扱業の配車のことです。

案件を聞くだけで何も動かなければ(アウトプットしなければ)何も起きません。

もちろん失敗もしませんが、成功(成約)もしません。

しかしアウトプット(行動すること)を続けるとデータが蓄積されます。

テーマの言葉は違いますが、前回の指南書7で述べたことと重複する部分が多くあります。

でもそれだけに大事なことなのです。

①失敗を恐れない

②アウトプットする、つまり行動する

③成功でも失敗でもデータが手に入る

④自分だけの情報の取捨選択判断基準が更新されていく

⑤物流情報リテラシーが高くなる

これが指南書7と指南書8をまとめた、配車をするときのワークフローです。

 

 

良いパートナーが増えることを願って

この配車指南書のコンテンツで私の経験や思うことを発信して何になるのでしょうか?

実はこれも私のアウトプットなのです。

こうやってまずは発信してみる、という一つの行動です。

目的は良いビジネスパートナーを増やすことです。

それとは逆に恐ろしい商売敵をつくる可能性もあります。

そうなったときは失敗と呼ぶのかも知れません。

でもアウトプットしなければ何の変化も起きません。

たとえ失敗と呼ばれる結果があったとしても、それでもこうやって発信していくことで同じ志をもって業界の繁栄に尽力する人が増えればよしとすべきだと考えています。

私どもの会社が行う事業は広い世界の中ではちっぽけなものです。

しかし、このちっぽけな事業の中の小さなアウトプットが少しでも社会をより良く変えていくと信じ、今日も電話を握っています。

 

 

追伸

失敗を恐れない、としましたが一つだけ注意があります。

二度と立ち上がれなくなるような大きな失敗はさけるべき、だと私は考えています。

配車に関して、さほど大きな失敗は存在しません。

しかし人生の選択においてはあります。

考えなしで、生きるか死ぬか、一か八か、のような行動を思い切ってするのはアウトプットとは呼ばず、ギャンブルと呼びます。

自分の頭で考え、思い悩む時間は必ず必要です。

 

 

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