配車指南書11

 

 

配車指南書11 配車係の魅力

この配車指南書シリーズは世で働く取扱業の配車マンたちへ送るメッセージです。

新人配車マン、自信を無くしている配車マン、など行き詰った配車係の悩みが少しでも解決できればと思い綴ります。

20年の配車人生の中で経験した失敗と、そこから学んだことを伝えることで、少しでも前向きになって働けるようになってくれたら幸いです。

 

 

配車係の仕事

私が配車指南書1で自分の経験を語ったように配車係の仕事は決してイメージの良いものではありません。

あれから20年たった今でも、偉そうにマウントしてくるベテラン配車マンはいるし、そういう客先に怒られる新人さんもいます。

何て言えばいいか…。

以前どこかで職人の修業はナンセンスだという記事を見かけたことがありますが、配車係も同じようなナンセンスな環境にあるといえます。

「怒られながら目で盗め」「新人はずっとキャベツだけ切っておけ」

と同じように取扱業の配車係にも

「新人は名前を憶えてもらえ」「客先に怒られても、情報収集の電話をしておけばいい」

みたいなノリがあります。

配車のことも業界のことも不慣れな状態で、一分を急ぐ仕事をしている短気な客先へ電話してトンチンカンなことを言えば、怒鳴られるのは火を見るよりも明らかです。

だから客先に怒られる新人さんというのが減らないわけです。

結局のところ、このようなことになるのは、取扱業(荷主と傭車のマッチング)の配車という業務に必要な要素が何なのか、新人育成をする立場にある者が理解していないことに理由があります。

なんとなくやっている内に慣れて出来てきたと思っている先輩配車マンは「修行のように身をもって嫌な思いをして覚えるのが近道だ」と考えます。

そして何を教えていいのか分からないから、とりあえず「身を以て覚えろ」と使い方の分からない銃を渡して戦場に放り出すような社員教育しかできないのです。

だからなのか、職について5年未満の配車マンは配車係という職業に良いイメージを持たないことが多いように思います。

取扱業(水屋)の配車係という仕事に誇りを持っている私にとって、このことは非常に残念なことです。

 

配車係は希少なジョブ!?

実はジョブとしての配車係とは希少な存在です。

取扱業の配車係というのは、なるのに必要な資格や技術のようなものがありません。

それなのに、転職するときには実務経験年数と「配車ができる」と認定されたスキルが必要になります。

この「配車ができる」認定をもらうことがなかなか難しい。

この認定取得難易度の高さこそが配車マンというジョブの希少性を高めているわけなのですが、そうは言っても、取扱業の配車を学ばせてくれる学校はありませんので、認定取得は実務経験をもって学ばなくてはなりません。

となると、前述したような修行に耐えなければならないということです。

しかし、昨今様子は変わりつつあるように思います。

配車係の仕事をシステマチックに教えるマニュアルを準備している企業やITツールを準備している企業が増えつつあるからです。

当社でも同様にツールの整備やシステムの構築を構想し、実現に向けて動いています。

 

配車ができる認定の破壊力

資格というのは暗記(勉強?)さえできれば誰でも取れます。

そんな中で、配車係の「配車ができる認定」は運送業界において、資格以上の破壊力をもっています。

大げさな話ではなく、この認定を持っているだけで、配車係の仕事がこの世からなくなるその日まで、職に困ることが無くなります。

だから、せっかく運送業に縁があって、首をつっこんだのなら、配車ができるようになった方が良いと私は思います。

イナバ商運でも、理念に沿って配車をしてくれる仲間を募集しています。

 

 

公式 Instagram(インスタグラム) ➡ @inabasyoun

公式 Facebook(フェイスブック) ➡ @inabasyoun

お問い合わせ

お問合せ・ご応募はこちらから。お気軽にどうぞ。

TEL 0858-24-6317

FAX 0858-24-6318

お問い合わせフォーム