学習で垣間見える特性

あるときウィズ・ユー琴浦の職員が言いました。

「宿題をみているとその子の特性が見える」

なるほど、と思いました。

どんな勉強が得意でどんなことが苦手なのか、勉強というのはそれを見分けるにはちょうど良いからです。

さらにその職員はこれに付け足して「ただ騒いで遊んでいる様子を見ているだけではこの特性は絶対に分からない」とも言いました。

これに関してこんなエピソードがあります。

うちを利用する子どもに自分で「集中が続かない」と言っている子がいました。

その子は宿題をするとき、ある程度のところまでやると自分で集中が切れたと言って休憩をするようにしていたそうです。

その様子を見ていた職員が、一問の問題を解くときの集中力の凄さに気付き、その子に黙って一問解くスピードをストップウォッチで計測しました。

すると予想通り驚くほど速かったのです。

職員はその子にストップウォッチを見せて「ほらこんなに一問を解くスピードが速いんだから、もうすこしがんばって早めに宿題終わらせてみたら」と伝えました。

次の利用日にその子が来て言いました。

「前回来たときに先生に言われた言葉が刺さりました。今日は集中して最後までやりきって終わらせます。」

ウチを利用する子どもたちには何かしら特性があります。

それが今回のように深い深い集中力であったり、手先の器用さであったり、様々です。

でも大騒ぎして遊んでいるときはどんな子どもでも同じなのでそれを見つけることができません。

確かに楽しく過ごすことは大切です。

しかし楽しいばかりでなく宿題をやったり学習に取り組む時間が大切だということをこのエピソードは教えてくれました。

「発達障がいはその特性から社会で生きづらいと感じる人たち」といいいます。

でも生きづらいだけではなく、その特性を活かす場所を見つけることができれば人生を誰よりも輝かすことができると私たちは考えています。

だからこそ、私たちは子どもたちが「ちょっとつまらない」と思うかもしれないけど、学習に楽しく取り組むことができる放デイを目指しています。