鳥取県、中部に就労準備型放課後等デイサービスという部類の放デイはありませんでした。
2022年4月に「すてむぼっくす」を始め、私たちウィズ・ユー琴浦がこれに該当する放デイになりました。
「でも一言で就労準備って言われても」っていう人の方が多いと思います。
ですので今回の記事では私たちが行う就労準備について取り上げたいと思います。
他県には既に多数の就労準備型放デイがあります。
これがどんなものなのかというと「中高生を対象に高校卒業後の就労を目標にコミュニケーションやビジネスマナー、パソコンスキルや軽作業など実践的なトレーニングを行う放デイ」です。
なるほど、高校卒業後の就労を目標にしているわけですね。
でも、現在のウィズ・ユー琴浦を利用する子どもたちの多くは小学生です。
ではウィズ・ユー琴浦がどんな就労準備のプログラムをしているのかを説明していきますね。
まずは私たちが4月から始めた「すてむぼっくす」というプログラミング療育の話からしていきます。
この「すてむぼっくす」には二種類のコースがあり、低学年用の「STEMコース」と高学年~中学生用の「プログラミング専科」があります。
当ホームページにも説明がありますが、プログラミングと発達障がいの療育というのは相性がよく、様々な力をつけるのに適していると言います。
これも導入の目的の一つとなったのですが、実は私たちが目を付けたのはそこではなく、別のポイントでした。
「すてむぼっくす」はどちらのコースも1時間のプログラムとなっています。
この時間に沿って行うプログラムはまるで作業所などでの就労と同じです。
そうです。
この「すてむぼっくす」は将来就労する際に必要となる「時間に沿って働く」練習になるのです。
学校の勉強よりもストレスが少なく、ちょっと楽しいプログラミングの学習は小学生たちが就労活動の準備をするのにちょうど良いのです。
というわけで、私たちウィズ・ユー琴浦は鳥取県中部で初の「小学生も対象にしている就労準備型放課後等デイサービス」になったのです。
「すてむぼっくす」でどんなことをするのかはこのホームページやインスタ、Facebookで調べてください。